騎手の収入は？気になる平均年収！

騎手の働き方としては厩舎に勤めるか、フリーの騎手として活動するかの2択になるのが一般的です。厩舎に勤めるのは新人や若手の騎手が多く、レース以外で厩舎で作業を行うことによって収入を得ています。フリーの騎手の場合はレースの賞金のみが収入源となります。

レースの収入は会場や順位によって異なります。レースでの獲得賞金の5パーセントが収入となり、また獲得賞金以外にも出場による手当が出ますが、こちらは1レース4万円から8万円ほどが相場となっています。

収入の相場を見る際に大事なのが賞金総額で、中央競馬の賞金総額の相場は4億円前後です。1着が約2億円、2着が約1億円、3着が約6000万円、4着が約4000万円、5着が約2000万円程度であり、そこから5パーセント分が収入となりますから稼ぐ騎手は月収でも400万円を超えると言われています。

平均年収としては1000万円となり、稼げない騎手は年収500万円程度ですが、最も稼ぐ騎手は年収5000万円以上稼ぐ騎手もいます。

一方で、地方競馬のレース賞金は1億円を超えるレースが限られており、地方競馬に出走する騎手の収入はトップクラスでも500万円から600万円ほどとなっているため、中央競馬と比べるとかなり厳しい収入状況になっていると言えます。