日本・海外 競馬ヒストリア
日本だけでなく海外競馬に目を向けてみよう

海外から一流馬がやって来る競馬の祭典ジャパンカップ

ジャパンカップ

日本国内の競馬で初めて開催された国際レースは、1981年に創設されたジャパンカップです。

ジャパンカップが開催されるまでに、多くの日本馬が海を渡り海外の競馬に挑戦しましたが、思うような結果を残すことができず、世界に通用する馬を作ることを目的として創設されました。

第1回のジャパンカップでは、国際G1レースを既に勝っていたアメリカのザベリワンが1番人気に推されたものの、地元の利があることや、この頃はまだ日本馬と海外の馬には大きな差は無いだろうという考えが蔓延していたこともあり、2番人気にはモンテプリンス、3番人気にはホウヨウボーイが推されるなど、多くの日本馬が上位人気を占めていました。結果はアメリカのメアジードーツがレコード勝ちを収め、日本馬はゴールドスペンサーが5着を確保するのがやっとという状態で、圧倒的に能力が違うことを見せつけられる1戦となりました。

初めて日本馬が勝利したのは1984年のことですが、日本馬の能力の上昇が見られた1990年代後半以降は、日本馬が上位を占めるようになっています。

jraでも海外競馬の馬券を購入できます

jra

最近日本の馬が海外のG1レースに出走することは当たり前になってきました。時差の関係で日本の深夜にレースが行われることが多く、たまに放送される生中継にかじりついて見入っていたものです。

しかし時代は進み今ではjraのホームページから会員に登録すれば、日本馬が出走する海外のレースの馬券が購入できるようになったのです。オッズは日本独自のもので、販売される馬券の種類も日本のものと同一です。ですから日本の競馬に慣れ親しんたファンなら、迷うことなく購入できます。実際売上は好調で、jraはウハウハ状態なのです。

一方日本でもブックメーカーで賭けることはできます。もちろん競馬も賭けの対象となっており、海外のあらゆるレースの馬券を購入できます。しかし日本国内からブックメーカーを利用することはグレーゾーンだと言われ、違法性の問題も指摘されています。おまけに登録もちょっと面倒なので、やはりjraに登録して利用する方が安全です。